感想置き場

自らの趣味を披露していけと言われたので

瀬川コウ『謎好き乙女と奪われた青春』の萌え語り

『謎好き乙女と奪われた青春』が「敬語辛口後輩ヒロインと振り回され系先輩ヒーロー(二人は仲良し)」系の話で好みドンピシャだったので萌え語りをします。

閑話1、五章、エピローグについてです。

 
閑話1
 最後の「一緒に帰りながらもずっとこの話をしたが」が含んでる情報量やばくないですか?
 ・二人は一緒に帰った
 ・二人は一緒に帰るほど仲がいい
 ・一緒に帰りながらずっとイチャイチャしてた
といった情報がこのたった一行に含まれてるんですよ。
 春一が本当に早伊原のこと嫌いなら一人で勝手に帰るはずなんです。実際初日は下校時刻の直前に来たわけですし、契約に含まれていない下校まで一緒にいる理由はないと言って一人でスタスタ帰ることもできたじゃないですか。なのに一緒に帰ったっていうのはつまりそういうことなんですよ。
 おまけに帰りながらずっと言い争ってたって、そりゃ付き合ってると思われますよ。だって付き合ってるもん。

 

五章
 モスバーガーでの早伊原かわいすぎません?
 最初に読んだときは見事に騙されてたから気づかなかったんですけど、春一が嫌いって言った相手は春一じゃないんですよね。全然関係ない人の前で春一の名前出すって、この子どんだけ春一のこと好きなの?常に春一のこと考えてるの?考えてるんだろうな〜〜〜
 チーズバーガーもいいですよね。二章で春一にあげたのは自分が好きなものだったってことですからね。最高ですね。

 

エピローグ
 エピローグだけあって萌え要素が集まりまくってます。
 まず初めに早伊原とギクシャクして寂しがってる春一ですね。ほぼオッケーもらってるようなものなんだからはっきり言え!さっさと付き合え!
 春一を助けたのは謎解きのためだって早伊原は言ってましたけど、あのとき万引きの謎は全部解けてるんで助ける理由にはならないんですよね。つまりただのツンデレだと。
 ほんとめんどくさいですねこいつら(最高)
 そしてなんといっても最後の告白ですね。遠回しのようで一直線に告白する春一と、恋愛には興味ないという前言を放り捨てて喜ぶ早伊原。尊さで溺れ死にそう……


 買って本当によかった……
 こういうお互いに相手の好意を知った上で相手をからかうためにツンデレする話大好きなんで、どしどしお便りください。